はじめまして。
大学の講義中、何気なく地震の時の話をしてたら、
嫌なエピソード、ツライエピソードもあるけれど、
温かいエピソードも多いことに気が付きました。
地震は嫌な思い出だけど、
普段見れない非日常の光景は、
悪いものばっかりではなかったハズ。
そんなに冷たい人ばっかりの場所じゃないハズ。
いろんな良い話を聞いて、
自分たちだけにとどめないで、発信したい!
そんな仲間を集めて、作ったこのブログ。
これから力の限り更新するんで、
ぜひ見ていただきたいです。
よろしくお願いします。
エピソードをお持ちの方、教えてほしいです。
よろしくお願いします。
さて、今月の11日で震災から9か月が経過しました。
僕が住んでいる近所は高齢の方が多いこともあり、
いまだに節目の時には手を合わす方もいます。
こんな光景もしばらくは続くのかな。
つい先日、
顔見知りのおばちゃんとそんな話で
盛り上がりました。(回覧板まわしついで)
その時、このブログの趣旨を説明して、
なんかないですかー?
聞かせてくださいよー。
って話をしたら、
即答で話し始まって。
その話を聞いて俺が感動してしまい。。。
感動というか、ハーッっとなった(笑)
なんか嬉しかったというか、
安心したというか。
なんで、一発目のエピソードとして
今日書こうと思います。
ハーッっとなる話。
僕が話したおばちゃんの母親、
つまりおばあちゃんは、
御年80歳。
このおばちゃんは足が不自由だから、
3.11当時、大きな余震に備えて
近所の中学校へ避難したらしい。
大人でも震え上がる大きい余震の恐怖に、
子供たちは号泣しっぱなし。
そんな中、このおばあちゃんだけは、
凛として、『大丈夫』と繰り返していたそうなんだ。
一瞬のスキもないぐらい、気合いに満ちた表情で。
あとになって、一緒に避難してたひ孫が、
『なんでばあちゃんは怖くなかったの?』
って聞いたら、
ばぁちゃん、深イイこと言った。↓↓
『別に爆弾が落ちてくるわけじゃねーから、なんてことないな』。
おばあちゃんは中学の時に戦争を経験してて、
戦闘機が頭上を飛び回っていつ爆弾を落とされるか
分からなかった66年前の記憶を根拠に、
この精神力を保っていた。
このおばあちゃんだけじゃなく、
3.11の状況下、気力が充実してたのは、
精神力に長けた高齢の方が多かったらしい。
世の中、
力や体力だけではどうにもならないことがたくさんあるけど、
この時ほど、『若者』と『高齢者』との融合を感じたことはないですね。
昔の人は強いというが、
強いのは力や体力じゃなくて、精神力。技術。
これは俺達が一生かけても、勝てんなと。
知恵は、上から下に、
ひたすらに伝えていくべきだと思う。
そんなことを、これを書きながら思ふ。
ありがとうございました。
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