2011年12月26日月曜日

コンビニの話

はいっ!こんにちは。
少しずつアクセスが伸びてきていて、嬉しいです。
僕の個人的な目標は、エピソードがなくなるまで書くこと。
頑張って更新します。


















さっ、今日は『コンビニの話』。
あんまり詳しく書くと個人が特定されちゃうので、
慎重に書きます(笑)。






3.11当時、まともに地震をくらった地域は、
ほとんど(全部?)の、あらゆるお店が閉まりました。



コンビニ、スーパーマーケット、デパート、マンガ喫茶、本屋etc...。



僕の近所でも、そーいったお店はみんな閉まってしまいました。
単純に、水道や電気などのライフラインが全てストップしていたワケなので、
お店の努力でどうこうできる話でないことも分かっています。


あーいう時、お金がいくら貯まっててもなんの意味もないことを感じました。
















そんななか、震災翌日の3月12日。
お店を開けたコンビニがありました。



それも、ただ開けていたワケではなく、
周辺の住民と店のスタッフが協力しあい、
営業を再開したとのこと。






まわりの、店は全部閉まっていました。
そりゃもぉ、誰が店長だって店閉めようと思います。


あれだけの地震ですから、商品は棚から全部落ちていたでしょうし、
例として挙げると、僕の近所にあるコンビニなんかは、
酒瓶が全部割れて、店内が酒浸しになっていました。












絶対最初は『閉めよう』って思ったと思うんです。




でも、そんな時、


『店長さん、早くお店始めようよ』と周辺の住民の方がやってきて、
十数人で店の商品を全部棚に戻してくれたらしい。






こぉ言っちゃなんだけど、
盗もうと思えば盗める環境下だったと思う。


お店始まらなくても、今棚に戻している商品をポケットに入れちゃえば、
わざわざ営業再開を待たなくても、お金を払わなくても、
欲しいものが手に入る。












当然のことが当然でなくなったこの状況下でも、モラルを保ち、
一つのコンビニの再開にみんなで尽力したこの地域の皆さん、
ご近所の底力というか、こういう田舎だからこそ生まれる、
ソーシャル・キャピタルの高さに感動しました。

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