こんにちは。本日も元気に更新します。
先日、エピソードと一緒に、『ブログ感動しました』
っていうメールが来てて、こっちも感動しました。
もっと頑張って書きます。
ありがとうございます!!!
『旅館の話』。
この話は僕の恩師から。
もっと言っちゃえば、高校時代やっていた部活の監督がくれた話です。
僕がやっていた種目では、毎年、茨城県内で選抜チームが組まれていて、
その選抜に選ばれたメンバーは、毎年、京都遠征に行きます。
今年は5月に、その遠征がありました。
毎年、全国から選手が集まるイベントですが、
岩手、宮城、福島のチームが欠席。
被災地で出場していたのは茨城県だけだったようです。
茨城県の選手団は、同じ宿舎を毎年使っているので、旅館の方達も顔なじみで、
毎年この時期になると、新しい選手達が来てくれるのを
楽しみに待っていてくれています。
そして、迎えた今年、日程を終え、
代表者が宿泊料を支払いに行ったところ、
『今年は結構ですよ』と言われたらしい。
最初は何のこと言っているのか分からなくて、
再度聞き直したところ、
『私達は被災地の方に何もできていない。
こんな状況下、今年も京都に来てくれたことに感謝しているし、
被災地の方からお金をもらうことはできません。
その代わり、来年もまた遊びに来てください』
という意味だった。
これには参った、と、話をしながらも感動して泣くしかなかったらしい。
ちなみに代表者のコーチは宮城の出身。なおさら感動したんだと思う。
最終的に、監督とコーチ達の代金はきちんと支払いを行わせてもらい、
選手団(子供たち)の代金は旅館のご厚意で無料、余ったお金は募金をして帰ったそうだ。
これには正直驚きました。
しかも、この話をするときは、旅館名を伏せる約束まで。
謙虚というか、なんというか。。。
僕も茨城県に住んでいて、たくさんの方から応援してもらっている立場だけど、
こういう大っぴらにしない良い話って、もっとたくさんあると思うんですよね。
日本人って、ほんと温かいんだと思うんです。
土地柄とか、田舎だからとか、
それももちろんあるけれど、
日本人のモラルとか、温かさって、
世界レベルで見てもすごいと思う。
本当はとても強い国だから、こういった優しさとか、
温かさが生まれるんじゃないかなと思った。
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