2011年12月25日日曜日

野菜の話



こんにちは。今日はクリスマスですね。
毎年、みんな平等にクリスマスという日はやってきますが、
今年だけはなんか控えめな気がします。


僕は高校生まで部活をやってて、
毎年クリスマスには福島遠征があったんですが、
今の選手達に聞いたら、今年は中止だとか。

なんか複雑な気持ちになります。


















さて、福島と聞いて今頭に浮かぶのは、原発。
世界レベルで見ても、知らない人は少ない福島県になってしまった気がする。




原発といえば、一つは風評被害。


茨城県も例外なくそれを受けた場所であり、
ホウレンソウが出荷停止をくらった時のエピソードを書きたいと思います。









茨城県内の方でなくても知ってると思いますが、
3月19日、茨城県のホウレンソウは出荷停止になりました。




我が子のように育て、見守り続けたたくさんの野菜を
ゴッソリ捨てなければならない現実、

農家の方のショックというか、心持ちを察すると、
ほんとたまらなくなる出来事ですが、
全部のホウレンソウが捨てられたワケでないことが分かりました。





このエピソードをくれたのは、
水戸市在住の某バンドマン。

このバンドが活躍する水戸の某ライブハウスでは、
出荷停止になったホウレンソウを集め、無料で配ったらしい。







『廃棄処分するしかないなら、理解した上で食べてもらったほうがいい』


ただその思いだけで、動いたらしい。











それで、たくさんホウレンソウが集まり、

さぁじゃあみんなに配ろうか!

ってなった時、


実際どれだけの人が来てくれるのか、
不安はあったと思う。















そして、迎えた配布日当日、

時間になると、ホントにたくさんの人が来てた。






それも、みんな茨城県民。


『なんも問題ない。こんな時だから、県民が県民の野菜を食べなくてどうする』。



そんな声も聞けたらしい。


涙が出るほどの感動だった。












この話聞いて、茨城県民強いなと感じました。

たぶん、負けないな、原発に。原発は勝てないな茨城に。


原発がどうとか、放射能がどうとか、
全く勉強してないから知らないけど、きっと大丈夫。
だって茨城県民だから。

がんばっぺ。

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